<TOPICS 003: 株式会社オフィスオクト>

CO2free.jpな取り組み: 社員全員がTシャツを購入し、6%グリーン電力を購入。

    オフィスオクトは、平たい言葉で言うと、「愛らしくて本物のエコな商品」の輸入、卸をしている会社です。モットーは、「もっと自然に、もっと快適に、もっと楽しく」。 カタログには、かわいらしくて思わず手にとってしまう、でもしっかりとエコな商品が載っています。事務所に併設されているショールームには、色とりどりの、でも統一感のある可愛い品々が展示してあります。

インタビュー: 代表取締役社長 高橋百合子さん、商品開発&広報 野口純子さん

    今回は、社長の高橋百合子さんと、商品開発と広報を担当している野口純子さんにお話を伺いました。

    Q1.まず、オフィスオクトの環境への「夢」を教えてください。

    野口純子さん: ひとつのものを長く愛着もって使っていただきたい。それでその人がハッピーになり、地球もハッピーになれば、一番いいですね。

    高橋百合子さん: 使っている人に笑みがこぼれる商品が広がれば良いな、と思っています。パーフェクトにエコに暮らすことは難しいし、無理だけど、一歩一歩、楽しくエコになっていければいいと思います。

    ものがあふれる世の中ですが、100個の安物より、1個の大切ないとおしいものを使っていくこと、この方が幸せだし、これこそがエコの根本じゃないかなと思っています。

    Q2.グリーン電力への期待を教えてください。

    高橋百合子さん: 単純に、自然のエネルギーがあるんだったら、使わないと損だと思うんです。そして、自然の中にいたら気持ちが良いんだから、自然のエネルギーを使ったら気持ちがいいんじゃないかな、って。

    野口純子さん: グリーン電力を使っている感覚が得られるのは、シリアル入りTシャツならではだと思います。どこにでもあるTシャツではなく、自分のために発電しているという証拠のTシャツなのがうれしいですね。

    Q4.最後に、co2free.jpプロジェクトへのメッセージをお願いします。

    野口純子さん: ひとりでも多くの人が着て、自然エネルギーを買うという行為を味わってくれればいいな、と思います。楽しみながら、エコなことができるというのは、素敵です。

    高橋百合子さん: 大好きな人からもらったものは、他の人からもらったものより、なんだかとっても愛おしいものです。同じ電気だけど、自然エネルギーで発電している、ということは、同じようなうれしさ、愛おしさを伴うと思います。このうれしさが、本当のエコにつながっていのではないでしょうか。グリーン電力証書Tシャツの“輪”が広がっていくといいですね。

    (聞き手:Governance Design Laboratory高瀬香絵)

編集後記

    オフィスオクトの商品は、どれも明るくて、どこか愛くるしいものばかりです。ショールームに取材に行かせていただいたのですが、思わずいくつか買ってしまいました。大好きなものをじっくり使うこと、これが大切なエコの基本だなぁ、と改めて思い直しました。電気にたとえると、自然エネルギーを買ったことで、使う電気に愛着が出て、大切に使うようになる、ということでしょうか、ね!

    (Governance Design Laboratory高瀬香絵)

参考